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2025年5月20日
本研究は、術前化学療法を施行した直腸癌における至適肛門側マージンを検証したものであり、肛門機能温存を重視した手術戦略の確立を目的としています。現在のガイドラインは、術前治療を行っていない場合のマージン基準しか示しておらず、術前治療後の至適マージンについては明らかにされていません。本研究により、術前化学療法の結果、より短い肛門側マージンでの手術が可能であることが示唆され、肛門温存率の向上が期待されました。引き続き、対象症例を増やし、実臨床に貢献する研究を継続してまいります。