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日本医科大学付属病院 病院講師の岩井拓磨先生が、第104回大腸癌研究会において「優秀発表賞」に選ばれました。

2026年3月24日

このたびは、大腸癌研究会・優秀発表賞という栄誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。発表演題は「抗VEGF療法のblind spotを可視化する-血管新生阻害剤の個別化治療への取り組み-」です。抗VEGF剤は大腸癌治療で初回~後方治療まで頻用する一方、その治療効果や有害事象を予測する指標は確立されていません。本研究では、体表の微小血管変化を非侵襲的に可視化し、抗VEGFによる生体血管反応を動的に評価可能か試みました。抗VEGFを「効いたか否か」でなく、「どのような血管の相にあるか」という視点で捉え直す試みであり、治療の個別化に新たな評価軸を提示するものと考えます。 本研究は、日常診療における課題を出発点とし、臨床に還元可能な評価法を模索してきた取り組みです。この場をお借りして、吉田教授ならびに大腸班の諸先生方の日頃からのご指導に深く感謝申し上げます。今後も、臨床現場の意思決定に資する研究を継続して発信していけるよう努めてまいります。

岩井拓磨

日本医科大学付属病院 病院講師の岩井拓磨先生が、第104回大腸癌研究会において「優秀発表賞」